2010年06月04日

パラオ日記C-2


やれやれ…。

先週行ってきたマカオ日記を書こうと思っていたんですが
ミリオンの一部(※某ニム方面)から
「マカオよりパラオ〜(゜▼゜*)」
という声がここんとこ約1年半くらい続いてるので
気乗りしないが更新してみるの巻(;´д` )


はい、前回までの復習。
パラオ日記C-1





来た道を戻りながら、
2日目の半日観光で行かなかった国立博物館に行ってみようと思い立ち
地図を見ながらわき道へ…。


しかもこのわき道、一応舗装はされてるものの
住宅地の中を突っ切っていて、超ローカルww



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民家の軒先には、野良犬ならぬ野良ニワトリが…(」゜ロ゜)」





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しかも、結構威厳があるニワトリ…。
やっぱり、飼ってるのかなー?
それにしては柵もなにも無かったんだけど。



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よーくみると、普通の道端でココナツが芽を出してたりします。
さすが南国ですなぁ(ノ*゜▽゜*)
こういう地味なところに、しみじみ幸せを感じます。




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学校帰りの小中学生とすれ違ったりしながら
民家の脇を突っ切り…




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曲がり角を間違えてみたり(゜▼゜*)

ちなみにこう見えて、タロイモ畑。
こう見えて、パラオのメインストリートから1本入っただけの道だったりします。




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やっと看板発見。




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到着♪


中に入ると、エントランスに居るおばちゃんがじろっとこっちを見てきたので
「ハウマッチ?」と聞いてみる。
「1人?」的な事を言ってるみたいだったので
流暢な身体言語(?)で「1人でございますが?」と返して
1人分のチケットを買い、展示室へ。

(当然RRは博物館の中で写真を撮るような非常識な人間ではないので
 ここの写真はアリマセン♪)


内部はパラオの歴史をメインにあと地理と生物学を少々、といったもの。
ビックリしたのは解説が
「パラオ語・英語・日本語」で書かれていたところwww
しかも、ありがちな無理やり翻訳な日本語ではなくて
完全に日本人が訳したとしか思えない流暢な日本語!

展示物見れれば満足だったのに、これは予想外の収穫。
解説が多くて面倒、と聞いていましたが
これは日本人としては見に来る価値あるなぁ…。



個人的に興味深かったのはやっぱり歴史。
創世期の神話から日本統治時代まで
各国の影響と共に紹介してありました。

特に、印象に残ったのは、


・欧州人がパラオに来た当初の記録。
 (写真とか、酋長との話し合いの記録とか。)
 10歳くらいのパラオ人の男の子を欧州に連れて行って
 教育を受けさせた記録があるんですが
 Beforeの腰蓑姿の男の子の写真と
 Afterの制服(軍服?)姿の青年の写真を見比べて
 文化とか自己アイデンティティについて考えさせられました。



・第二次世界大戦の記録。
 当時小学生だった住民の回顧録なんですが
 日本兵に不当に暴力を振るわれた恨み節や、(←結構多かった^^;)
 逆に死に掛けている日本兵に貴重な食料をあげようとしたら
 「自分はもう死ぬのだからあなたが食べなさい」
 と言われて次の日いつのまにかいなくなっていた話とか
 「親日」とかそういう国が決めた綺麗なイメージだけでない
 かなり生々しい、庶民の感情の交錯が見て取れます。
 こういうの、残していかないとダメですね。
 歴史って正解が一つにまとめられがちですが
 清濁併せ呑んで初めて意味を成すものですよね。
 うん、自分でも何言ってるのかわかんないけどヽ( ´ー)ノ


・日本統治時代の小学校の教材。
 明治レトロな塗り絵(もちろん日本語)とかあるんですが
 絵がパラオ仕様^^; タロイモの絵とかあるしw



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博物館の脇には「バイ(集会所)」があります。
これは見学用に創られたレプリカなので、
中に入って見ることも可能です。…まぁ、別に大して面白くもなかったけど。

このへんをウロウロ眺めていると、
庭掃除?をしていた職員のおっちゃんに
「ジャパニーズ?」と声を掛けられました。
イエスと答えると、さらっと
「ハバアナイスデー!」と声を掛けてくれました。
…あぁ、これは
ある一定の年齢以上の日本人が毎朝耳にしていたフレーズ(」゜ロ゜)」
(ありがとうウィ○キーさん!(゜▼゜*))

この4泊5日の旅で唯一、一発で聞き取れた英語ですよww
なんか、うれしかったなぁ(*´ー`)






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再び、メインストリートに戻ってきて
「ルー」でお茶。
亜熱帯のパラオはむっちゃ暑いので喉渇くんですよねー。
日本人経営だけあって、メニューは日本語♪(だったと思う)
コーヒーとかへのすごいこだわりがメニューにびっしりと書かれてましたが
特産のノニを使ったジュースも頂けるので
それ目当てに利用してもいいかも〜。

なんかデザートを食べて、これブログに書こう!と思ったのは覚えてるんだけど
何食べたかもう思い出せない…(;´д` )






その後スーパーでお買い物。
よくわかんない外国のお菓子を片っ端から買って見ることに決定。

アメリカ・日本・台湾からの輸入が多いらしく
スーパーの食品売り場も結構カオスなことに…w



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ガムボールなんだけど。
なんですかこの商標侵害スレスレのキャラクターは…w




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パラオで作ったタバスコ=パラスコ
辛い物苦手なのにネーミングだけで買った1本。



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まぁ、かっぱえびせんなんですが。
商品名が「Oishi」って…。
写真のエビ君も「おいしい」と主張しており
買わずにはいられませんでした。







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ホテル近くのバーガースタンドでまたしてもハンバーガーをゲット。
こちらはどうも台湾人経営っぽいんですが
まずあまり営業やる気が無い上、
こちらが英語わかんないと見るとあからさまに
「めんどくさ!」って顔をしやがりました。
チクショーいつかペラペラになって戻ってきてやるー;;

なんとかゲットして、ホテルに戻ってきて夕ご飯。
フローズンが冷たくて超おいしかった!
味としては昼に食べた方が上だったけど、
↑このボリュームで400円弱(たしか)なら、断然お買い得〜ヽ(´▽`)/〜♪




英語もできないのになんとなく1人でふらっときて、
なんとなく観光できるって、ホント幸せ♪



(またニムさんから脅されたら5日目に続きます)
posted by リアルレッド at 10:25| Comment(7) | TrackBack(0) | DOL以外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月23日

パラオ旅行記C-1


忘れた頃にやっと更新。
パラオ旅行記4日目。

この日はジャングルボートツアーを希望していたのですが
希望者がいなくて催行されないとの事。
それは多少予想していたので、
そうなったらサウスロックアイランドとか逆にエステに行ってみても
面白いかなと思っていたのですが…。
前日のロックアイランドツアーで予想外に
太ももの裏側を日焼けして、
とても海に出られるコンディションじゃなかったので
気を遣って電話をくれたベラウツアーさんに断って、
この日は完全フリーとして街歩きに決定♪

日本の7倍の紫外線量のパラオですがこの日はお誂え向きに薄曇り♪
気温は高くても日差しがないから、街歩きにはもってこいの日和です^^
ジーンズにTシャツ、スニーカーに斜めかけバッグでホテルを出て
どこへ行くわけでもなくとりあえず東へ。


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ガソリンスタンドの脇に謎の石碑を発見!(」゜ロ゜)」


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なんと書いてあるのかはわかりませんが、
パラオ国旗と日の丸が並べて書かれてる看板。
こう見るとホントにそっくりですねー。



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パラオに唯一ある高校、その名もパラオ高校の正門。
詳しい説明は忘れましたが、
日本統治時代の娯楽施設?か何かの建物だそうです。


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パラオ高校の向かい側にあるバーガーショップ、ベム・エルミィバーガー。
この写真は撮り方が悪くてよく見えませんが
トラックの内部を改装して作ったお店のようです。
この看板の下にはタイヤがあるんですが
固定してあり、移動販売ではないようでした。

先客がいて注文していたのですが、
見ると足首に小さくサメのタトゥー。
あ、これは2日目に市内観光でお世話になった、
独り言が大きいガイド氏だ!ヽ(´▽`)/〜♪

「こんにちはぁ!偶然ですねー♪」と声を掛けると、
向こうも私のことを覚えていて下さってました。
今日も市内観光だそうですが、
私の時の半日観光ではなく一日観光で、
しかも新婚さん1組だけの申し込みだったので
ほとんど貸切の自由観光みたいな感じで歩いていたそうです。
見ると、その新婚さんは完全に自分たちの世界で
あまりそのガイド氏と話したがらない雰囲気だった為
よく喋る私が来た事で、
ハンバーガーが出来るまで
親切にいろいろ説明してくれました♪(無料♪♪(´ー`)
(それが今回の記事にかなり、反映されていますw)


メニューを見ると、さすがにマクドナルドとかと違って
なんかよくわからないハンバーガーが豊富!
とりあえず「サンライズバーガー」とやらに決定。
(理由:「Sunrise」が読めたから。)
注文する時、ガイド氏も心配気に見て下さってましたが
今日の私は彼のお客さんではないので^^;、
「きゃないおーだー?」と勇気を出して言ってみた!(」゜ロ゜)」
しかも何か通じた!
まぁ冷静に考えて声を掛けられれば注文だと思うよね…。
でも残念ながら「Sunrise」の発音は通じなかったwwので、
あとはメニューを指差して注文w

ここでガイド氏が新婚さんを連れて出発して一人待つ事15分。
…遅い。いくらなんでも遅い。
私の後に地元の人が3人くらい買いに来て、
明らかに後回しにされてる(T_T)
さすがにあんまりだったので、
店の前のベンチから立ち上がって
中をじーっと覗き込んでたら
無事に5分で出来上がりました(´ー`)  …睨んでませんよ?w
英語できなくてもアイコンタクトでなんとかなるな〜♪(違


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テイクアウトだからでしょうね、
アルミホイルに包んだ上、爪楊枝で具材を固定してありました。
ペプシ1$、サンライズバーガーが…いくらだったかな。
でも相当安かったです。3$前後だったかと。(※記憶曖昧。
そして超、美味しかった!!
チーズとかトマトとかベーシックなものしか入ってないんだけど
肉はその場で焼いたジューシーなものでこれぞまさに絶品。
旅先で買い食いして、これだけ美味しいってナイよね、普通。
待った甲斐あったなw
これからパラオに行かれる方には是非お勧めです。
ほんとパラオ人の味覚って日本人に近くて
食べ物が美味しく食べられる国だなぁ!


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ベム・エルミィバーガー前のベンチから見える風景。
ご覧のとおり、パラオには車にナンバープレートがありません。
そもそもこのメインストリートがアスファルト舗装されたのもここ数年の話とか。
ついでに信号もありません。横断歩道も。
一度は設置されたものの、その使い方が浸透せずに
逆に交通事故が増えた為撤去されたそう。

じゃあ歩行者はどうやって道を渡るのか?
この画像の右側が先ほどのパラオ高校なのですが
パラオ人はこちらがビックリするほど堂々と道路を横断します。
歩行者「超」優先のルールっぽい。
中でも、子どもに対しては間違いなく車のほうが停まります。
だからパラオの子どもは車の流れとか全く気にせずに渡っていました。
パラオは子どもをとても大切にするお国柄で
停まらないと、逆に後続の車がその車を追いかけて
なぜ停まらなかったのか口論になったりするのだとか(」゜ロ゜)」

日本人は車が切れるのを待って渡ろうとするし、
ちょっと片手を上げて渡るから停まってねアピール&感謝の表現をするので
あれは日本人観光客だなとすぐわかるそうです。



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先ほどの道路の左側。パラオ最高裁判所。
ちなみにパラオ高校〜ここまでの写真は
ほぼ同じ位置から方向を変えて撮った写真です。
要するに、こことパラオ高校は道を挟んで反対側にあるんですね。
立派な建物ですが、これも日本統治時代の
ミクロネシア内日本領を統治していた「南洋庁」の庁舎。
1938年ごろ建設の鉄筋コンクリート建造物です。

…38年って!!Σ(・□・ )
約70年前ですよ奥さん!
昭和13年ですよ奥さん!(誰。
その時代に鉄筋コンクリート2階建てって言うのも凄いが
それが21世紀の今も残ってるのがまた凄い。

ジョージ氏に「今回のパラオ旅行で一番印象に残ったもの」を聞かれ、
私はこの最高裁判所を挙げたのですが
それはちょっとジョージ氏の期待とは違っていたみたいです(´ー`) ウフフ


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さらに西に進んで、よく気をつけないと気づかない看板。
オルムウル・ギフトショップ。
老人センター併設のお店で、
運がよければ地元のおばあちゃんが
バンダナスの葉で籠を編んでるところを見学でき、
日本語で会話できちゃったりもするという話でしたが
外から見ると思いっきりシーンとしてて激しく入りづらい!(;´д` )
お昼休み時間は外したはずなので思い切って入ってみましたが
どうやらシーズンオフ?なのか
ギフトショップにもあまり商品が並んでおらず…。
しかし来店した私を見て、
それまで座ってテレビを見ていたおばあちゃんが
レジにスタンバイしちゃったので、
何か買わないと気まずい雰囲気にw

でも実際、編み籠とか超可愛かったし欲しかったんですけどねー
さすがに持って帰るのが^^;


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結局お手ごろサイズのシガレットケースを。2$強くらいのお値段。
(隣は別のお店で衝動買いした1$の海亀マグネットw)
手編みなので色合いとか雰囲気が微妙に違う中、
物凄く迷って一番可愛いと思ったやつを購入。
…煙草吸わないのに私w



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そしてさらに!べっこう製のバングル!
日本では絶対手に入らないお品でありながらお買い得の10$!
いや、もちろん買って日本に持ち込んだら
即ワシントン条約違反ですからね?
これは参考画像ですし、参考価格です!
ほんとです!(;´д` )

……それにしても。
これは当ブログ初公開のRRRの生手首画像(生首ではない)ですが
今こうやって自分で見ると
「手首側から撮ったほうが少しは華奢に見えるやろ!?(゜▼゜*)」
という計算をありありと感じてしまって軽く自己嫌悪に陥りますなーorz



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コロール島の西にある、ロックアイランドカフェ。
アメリカンなサイズかつ、
四次元ポケット並みのメニューバリエーションを誇るお店だそうですが
地元の高校生とかたくさん居て入りにくかったので
写真を撮るだけに留めました(´ー`)
ラーメン頼んでサッポロ一番が出てくるのを試したかったけどw

年に一度(だけ!?)行われる飲酒検問は、
必ずここの前であるのだそうです。


歩いていると軽くクラクションを鳴らされて、振り返ると
パラオ人のおじさんが満面の笑顔で車から手を振ってきました。
パラオに知人は居ないはずなので一瞬考えましたが…
いつも易しい英語で話しかけてくれるホテルのフロントのおじさんだ!(」゜ロ゜)」
(運転の為サングラスかけてたのでわからなかったんです^^;)
なんかそういう触れ合いが凄く嬉しくなって手を振り返したRRなのでした。
次に会ったら、私の貧弱なボキャブラリーからでも
何とか感謝の気持ちを伝えたいと思ってその後いろいろ考えたのですが
サンキュー以外思いつかなかった上、
結局この日以降このおじさんとは会えずじまいでした^^;
多分土日が休みの人で、
家に帰る途中に私を見かけて手を振ってくれたんだろうなー。


ほんとにパラオは治安が良くて、
こうやって女性の一人歩きでも何の不安もないし
英語が出来なくてもなんとかなるし、
人が温かいし、いい国だなぁ!(゜ロ゜)


ここから西はもう市街地から離れるのでUターン。
キリがいいしやっぱり長くなったのでここで一旦区切ります(´ー`)

posted by リアルレッド at 13:45| Comment(10) | TrackBack(0) | DOL以外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月01日

パラオ旅行記B-3

ホテルに戻ってまずシャワー。
海で洗い流したつもりのミルキー(笑)が結構取れてなかった^^;
バスルームがミルキーでザラザラになっちゃうので
ホテルの客室清掃の人は
「あ、この人昨日ミルキーウェイに行ったんだな〜」って
すぐわかっちゃうものらしいです^^;
善良なパラオ人にご迷惑をかけるのは本意でないので
しつこく洗い流しておきました。

疲れたので時間まで一眠り…。
そして早めにと20分前にロビーに下りると、
ドライバーさんがもう着いてました。
今回もうちのホテルがスタートのようですw

出発して向かった先はパラオプランテーションリゾート。
やはりあの新婚さんも予約したのですね^^
ただ10分前に到着しちゃったのでしばらく待たされました。
…まぁ、うちのホテルも20分前に出てるしねぇ。
「オキャクサン、ダイジョーブ?」
と、パラオ人ドライバーがパラオ語で気遣ってくれましたが
私としては外からだけとは言え、
いかにもな南国リゾートを存分に見れて面白かったデスヨ。


時間通りに、先ほどの新婚さんが登場。
昼のツアーで既に面識はあったのですが改めて自己紹介。
まだ20代前半の非常に可愛らしいカップルで、
爽やかで優しそうな反面、多分詰めが甘いw彼氏くんと
明るく飾らない素直な性格でいながら、
多分ビシッと夫を尻に敷いてそうな彼女さんでした♪
お二人とも、人懐っこくて純朴な感じで
ジャイブ到着まで、人見知りRRも楽しい時間をご一緒させて頂きました^^

聞けば山形に生まれ育ち、今回も山形から来られたとか。
あーなんか納得。
すごく華やかで垢抜けた外見の割りに、
なんか話すと純粋さを感じる二人だったのですよ。
地元でのびのびと育ち、自然に惹かれあったんだろうなぁと
容易に推察されるお人柄でした^^

そういえば、私の知り合いにも誰か山形出身者が居たな…?
と、一生懸命思い出してみようとしたのですが…。
(その時は目の前に居る可愛らしいカップルと
 某raccyがRRの頭の中で全く繋がらなかったのです…。





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ジャイブに着くと、わざわざ海沿いの良い席を
予約席として空けて下さってました!(恐縮
上の画像の手すりの向こうは、もう海です。
一人なのに…逆に申し訳ないw
ちなみに上の写真ではわかりづらいですが、

先の記事に載せたこの写真↓ の、
ちょうど真ん中部分の角の席になります。
特等席♪♪

.



とりあえずビール!
パラオの地ビールであるレッドルースタービールを注文。
RRは普段ビールは自ら進んでは飲まないんですけどね。
(だって苦いし。)
せっかくなので飲んでみました。
インパック予約特典としてソフトドリンクが1杯サービスだったので
オレンジジュースもオーダー。
ビールがもし苦くてもまぁ交互に飲めばなんとか飲めるでしょう。

ダーク・ライト・アンバーの3種類あるうち、ライトを飲んでみました。
…軽くて飲みやすい!
日本の端麗辛口的ビールに慣れていると物足りなさを感じる味ですが
そもそも飲めないRRには飲みやすいビール^^
2杯目はその名も「ジャイブサンセット」というオリジナルカクテル。
これもなかなかのお味でしたよ〜。


お料理はパラオらしいものを、と思って
「シャコ貝のガーリックソテー」、「カンクンソテー」、
「バラクーダの刺身」、「タロイモのコロッケ」。
まぁ正直、一人で食べる量じゃなかったですww
相当苦しんで食べましたよw

シャコ貝はたしかに、食感がシャコシャコしてるだけ…w
カンクンこと空心菜は日本でも食べられるのに
意外と今まで食べた事なかったのですが、美味しかったですね。
バラクーダのお刺身はご丁寧にもジャパニースソイソース付き♪
キッコーマンの卓上醤油が当たり前のように付いてきて、
ホント、パラオは日本の感覚に近いなぁ〜。
バラクーダって小型のサメだと私完全に勘違いしてたんですが
dolでもお馴染みのオニカマスの事なんですね…。
コロッケも普通に美味しかったですよ^^



ここで、隣の席に案内されてた例の新婚さんが
なにやら怪しいものを頼んでる!!Σ( ̄口 ̄;;
周りの席の日本人観光客も回りに集まり始めて、
なんだろうと思ったものの席を立つ勇気もない内気RR…。
でも目を向けたら偶然彼女さんと目が合ってしまった^^;
「来て来て^^!すごいよ!!」
っとお声かけ頂いたので、これ幸いとばかりに近づいてみると


こ、これは…コウモリのスープ!!Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン

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パラオにはフルーツバットという
果物しか食さないグルメなコウモリが生息しておりますが
そのフルーツバットのスープです…。
観光客からの知名度は抜群な反面、モノがモノだけに
実際に注文する日本人は10%にも満たないという噂の…。
これは珍しいものを見た!w
さっそく、周りの人と写真撮影会^^;
何の加工もされず、むしろ毛が生えたままの蝙蝠が
静かにコンソメスープに浸っております…。
口元もねー見ると細かい歯が付いてるの見えまくりなんですよねー(;´д` )


みんなで騒いでいるとふらっとガイド氏が現れて
 ・現地の人の大好物。現地仕様だともう少しワイルドな味が好まれる
 ・一応日本人向けの味付けなんだけどほとんどの人が完食できない。
 ・ぜひコイツを食べて精をつけて…イヒヒ…
的な事を言って去って行きました^^;


いやー面白いもん見たなーと言いながら各自席に戻って
食事を再開したのですが、ふと横を見ると
彼氏さんが今まさに手術(オペ)中!!ww

.

しかも肉を何故か複数枚の皿に取り分けてる…(ー"ー )


手術(オペ)が終わると案の定、
満面の笑顔の彼氏さんが「おすそ分けです〜^^」って持ってきたww
「え、嫌がらせですか?(゜▼゜*)」と返したら
同じく満面の笑顔の彼女さんから
「とんでもないです〜w ご協力お願いします♪^^」
と言われてしまったww
周囲のテーブルにも配り始めて、一時騒然ww

頂きモノなので箸をつけないのは失礼なんだけど、
かと言って誰が最初に口にするかで無言の応酬が交わされた後、
チャレンジャーRRが最初の一口!><
あ…意外と普通…L(・o・)」
「ね、コンビーフですよね味は。」と彼氏さん。
確かにこれは野性味溢れるコンビーフ!(゜ロ゜)

「一体どこまで食べられるんだろう…」と言いながら
その後も彼氏さんはコウモリの解体を続けてて
「この人一体どこまで食べる気なんだろう…」とRRは思いました。
ここまで食べる観光客、きっと相当珍しいw


それから付近のテーブルでお料理のおすそ分けをし合い、
すっかり盛り上がってみんなで記念撮影^^
この時の写真が唯一、
今回のパラオ旅行で自分が映っている写真になるのですが
後で見ると自分がむちゃくちゃ楽しそうに笑ってて、
ホントいい夜だったなと思います^^

彼氏さんは律儀にも全員が写真を撮るたび
コウモリに噛り付くパフォーマンスを繰り返しててイイ人でしたw
彼女さんはそれを凄く楽しそうに見てて、
周りのテーブルを巻き込んで面白がっていました。
素敵なお二人でしたね…。
基本、自分の幸せしか祈らないのですが
この夜RRは心底この若い夫婦の幸せな人生を願ったのです^^
なんだかとてもいい気分でホテルに帰りついたのは
きっとお酒のせいだけではなかったでしょう。
旅の醍醐味をギュッと濃縮したような一日でした。
posted by リアルレッド at 15:00| Comment(5) | TrackBack(0) | DOL以外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月21日

パラオ旅行記B-2

ガルメアウス島、続き。

ここは島の周りで小さいサメが良く見られるということで、
お昼を食べた人から次々に海へ。(RRはもちろん日向ぼっこ♪
せいぜい膝上くらいの浅瀬が20m位続いているので
よほど遠くに行かない限りは安全に水遊びが楽しめます。

その様子を眺めていると、
隣で日焼け止めを塗りなおしていたご夫婦に声をかけて頂きました。
聞けば夫婦で毎年4回は一ヶ月位かけて海外に行くのだそう。
未だにやんちゃな雰囲気を感じさせる50歳過ぎ位のご主人と、
(近づかない限りは)30代そこそこにしか見えない奥様。
数年前ビーチリゾートにハマったのを機にいろいろ回るうち
いつのまにか奥様の方がシュノーケリングの魅力に取り付かれ
それで今回はパラオ、というお話でした。

パッと見、あまりに奥様が若くて派手でそしてラブラブだったので
愛人と旅行か!?と思っていた(←超失礼)のですが
あらためて正面から見ると……
これは十分に金と時間をかけて保った若さと見た!(ビシッ
ご主人は仕事も家庭も両立しまくりなお人なのだろうと容易に推察されます。

ご主人には「女の子ひとりで海外旅行とは、根性がある!」と褒められ
『初めて行ったモルディブに突然運命を感じ、
 英語を猛勉強してついにそこに職を得た女性の話』とか
『ニュージーランドの本島周りは海が汚いので、
 逆に周辺の島々に泊まった方が安い上に便利』とか
いろんなお話を聞かせて頂きました。
多分ほんとの趣味人なんでしょうね、話がかなり面白かったです。

「世界のどこに行っても、ひとりで旅してる日本人は女の子だ。
 いまの若い男は全然ダメだ!」
と笑いながら何度も言っていました。
羨ましいほど素敵なご夫婦でしたねー。





お昼が終わると、再度ボートに乗って今度はカヤックです。

ロックアイランドの島々は人が住めないほどの小さな小さな島で
島と島が隣接して、その間が水路のようになっていたり
石灰岩に出来た穴を通して島の内側に海水の湖(マリンレイク)が出来たりと
漕船スキルなしでも十分に通り抜けられられる所があるのです。
そんな所をバルシャ…カヤックを使って進んでみました。

水路の入り口には
カヤックを何台も積んだ固定式イカダ(?)が浮いていました。
一旦イカダに上陸して、それから二人一組で乗り込むのですが
当然私は単身参加の女の子とペアに。
後ろに座る方が体力がいるらしく、
彼女は体力的にちょっと頼りない印象だった為
自ら後ろに乗り込むことに(´ー`)
二人で力を合わせて進むわけですが
話によるとこれでケンカになる新婚さんも多いそうです( ・∇・)


☆カヤックの乗り方☆
まぁカヌーとかガレー系(?)の船は基本的にはどれも同じでしょうが
進みたい時はパドルを水流に沿わせるように
止まりたい時は水流に逆らうように差し込みます。
左に曲がりたい時は右だけを漕ぐと自然に左に曲がります。
これを応用して、左のパドルを水流に逆らうように差し込むと
スピードに比例して一気に減速かかった上
鋭角に左に曲がることができ便利です。

このように妙に漕船スキルが上がってしまったのは
同船になった女の子が他のカヤックと衝突する度、
混乱白兵に陥ってしまい、
私が力技で軌道修正を強いられたからです^^;
ガルメアウス島でお話させて頂いた素敵ご夫婦が
自ら殿(しんがり)を買って出られて
適宜統率スキルを発動してくれて助かりました。
でも私自身も、
漕船スキルアップ音が2回くらいは聞こえた気がします…(´ー`)


要領を掴むまでの最初こそマングローブの根に座礁したり
別のカヤックにラム突撃したりしてしまいますが、
慣れれば超簡単!(」゜ロ゜)」
水面をスイスイ移動できるし、目線が近いので
自然との一体感が味わえます。
観光用だからなのか水深20cmくらいの水路だったので
水底を覗き込めば小魚が泳ぐ姿が見られます。


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(※イメージ映像。
  これはボート発着場で夜に撮ったものですが、
  大体こんな感じ♪)


水路の最奥は100m×100m位の広さのマリンレイク。
聞こえるのは小鳥のさえずりだけの、静かな癒し空間…。
カヤックを木陰に寄せて、しばらくその静けさを堪能しました。
マリンレイク、いい!(」゜ロ゜)」
シュノーケルでもカヤックでも、どちらも超癒されます。
これはマリンレイク1日ツアーの方が良かったかもなぁ…。


野鳥についてのガイド氏の説明を聞くと、
パラオの国鳥はビープという綺麗な鳴き声の山鳩。
数年前に小学生の投票で国鳥と定められて以来、
食用として捕獲することが禁じられているそうです。

「ところで、皆さんは日本の国鳥が何かご存知ですか?」
と聞かれて、ふと何だろうと考える。
鶴?トキ?(ー"ー )
答えは「雉(きじ)」。へぇ〜知らなかったなぁL(・o・)」


それでは私の第二の故郷、ポルトガルの国鳥はなんだろう?
興味が沸いたので帰国して調べてみたら…

ポルトガルの国鳥

正解はニワトリでした。完全食用だしww
でもなんか納得…^^;





ツアーの最後は、ミルキーウェイ♪
ご覧の通り綺麗な乳白色。
実際光の加減では、もっとミルク色に見えます^^

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死んだ珊瑚が堆積して出来た石灰岩が隆起してロックアイランドとなり、
それが波に浸食されて細かい粒子となって沈殿。
それがさらに発酵して泥状になった「ホワイトクレイ」で有名なのです。

ガイド氏の説明によると、近畿大学の研究チームの調査の結果
既存の美白成分(何か忘れたw)の数百倍の美白効果が実証されたとか。
化粧品として既に製品化もされていますが、
日本で買うと100gで5000円くらいする代物なのだそう。
(…うちは残念ながらアフィリエイトブログではないのでこれ以上の宣伝はしませんw)
が、とにかく非常に(効果も値段も)高い泥!!


ガイド氏はバケツを持つと、
「じゃ、これから潜って皆さんのために
 このバケツいっぱい、数十万円相当の泥を取ってきますので^^」
と水深20mの海に潜っていきました。

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手ですくってバケツに入れる事数回。
バケツに泥がいっぱいになったらボートの上で各自泥を塗りたくる!w
こういうのって童心に返るんですね・・・なんかむちゃくちゃ楽しいww

ガイド氏「はい、どんどん塗って下さいねー美しくなりまショー!
      ほら髪にも塗って!」
お客さん「成分が髪にもいいんですか!?」
ガイド氏「ううん、髪まで塗れば記念撮影する時面白いと思ってヽ( ´ー)ノ」

実はその時まで、
顔に泥を塗るというファンキーな行為に抵抗があったRRですが
泥の感触が文句なしに楽しい…w
発酵してるだけあって多少硫黄臭はありますが
まぁ気にならない程度です。
自然モノだけあって、塗っていると時々ザラっと大きい粒があったりもします。

ガイド氏「他社さんはね、この向こうに行かれるんですよね。
      向こうの方が水深が浅くて泥取るのキツくないから。
      こっちは20mくらいあるから大変なんだけど、
      うちは泥の質にこだわってるんです!w
      僕も週3日は塗ってるから、肌綺麗ってよく言われる♪」

たしかに、見てみると綺麗!(」゜ロ゜)」


みんなで思う存分泥を塗って記念撮影した後は
浮き輪代わりに救命胴衣を抱いて、ボートのふちから海へドボン!
地味ながら1人でテンション上がってたRRは一番乗りドボンしました^^;
浮き輪ありとはいえボートのふちから1mくらいは高さがあったので
そのまま勢いで一気に頭まで海に沈み、
浮かんだ時には泥は一気に洗い流されてます。
…これは、面白いわ(´ー`)

後ろから次々と他のお客さんが飛び込み、
海の中で器用に救命胴衣を広げてその上に腰かけ各自まったり。
泥が発酵する海だけあって、陽光がよく差し込む海域で
まるで温泉のように暖かいのです・・・♪
他のお客さんも
「あーここ最後で良かったわ〜疲れが取れるね!」
とか言ってるしw





十分に遊び倒した後はまたボートに乗り込み、帰途につきます。
今日のツアーは終日、運良く他のツアー客とバッティングせず
ほぼ貸切状態で楽しめて大満足です♪
これだけ1日遊び倒して1人1万しないなんて、お得…L(・o・)」

しかしツアーはこれだけではなかったのですw
帰り道、ロックアイランド海域を抜けて少し開けたところへ出ると
ボートが突然加速!Σ( ̄口 ̄;;

ガイド氏「ちょっとここから揺れますよ!気をつけて!( ̄ー ̄)ニヤリ」

パラオのボートはありえない馬力だと聞いていましたが、
なんとそのまま加速してボートごと波乗りし始めた!!Σ( ̄ロ ̄lll)
文章でどう説明すればいいのか…w
大きな波に乗って、そのままボートごとバッシャーンと落ちるのですよ…
スピードも重量もあるので、3秒くらい続く無重力状態も
着水したときの衝撃も半端なくエキサイティング!Σ(ノ°▽°)ノ
ディ○ニーランドも真っ青なアトラクションでした…w


インパック事務所に着いて、解散。
この日、併設のジャイブレストランで夕食にしようと
密かに狙ってたRRは抜け目無く予約(´ー`)
1人でも送迎してくれる上、海に面したテラス席で地元料理食べられて
日本語も通じる素敵レストラン…♪
予約はインパック事務所でOKだったのですが
親切にも夕日が見える時間を教えてくれました^^
でも、さすがに一度ホテルに帰ってシャワー浴びたいしね…。

19時を指定してツアーの送迎バスに乗り込む。
同じバスだった新婚さんがジャイブに行こうかどうしようか、
送迎が頼めるかどうか悩まれていたので
「私19時でお願いしてるから、ホテル近いし、大丈夫だと思いますよ〜」
とお節介(゜▼゜*)
このお節介が、あとで大変な事態を巻き起こすとは…(゜▼゜*)
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2009年01月20日

パラオ旅行記B-1

p10.jpg


パラオ3日目。
この日ついにRRは海に出たのです。
パラオ観光の定番、ロックアイランドを視認してきました!


ロックアイランドというのは珊瑚礁由来の石灰岩が隆起して出来た、
この地域独自のマッシュルーム型の島々。
上の写真ではちょっとわかりにくいのですが、
モコモコっとユニークな形をした小さな島々が密集する海域です。

DOL内とは違い、リアルでは基本的に山派のRR。
普段海なんて見向きもしないのですが
せっかくパラオまで来たし、ちょっと漬かってみるか!(ノ*゜▽゜*)
ぐらいのテンションでロックアイランドツアーへ。





朝、ピックアップ予定時間の10分前にロビーに下りると
事前にネットから申し込みをしていたインパック社のドライバーさんが既にそこに居ました。
どうも、私が泊まったウエストプラザホテルダウンタウンは
ピックアップの最初か最後になることが多かったのですが
今日はどうやら一番最初だったようです。
そのドライバーさんが話したのか、フロントのパラオ人のおばさんが
既にバスタオルを出してくれていました。


インパックオフィスに着いたら支払い手続き。
パラオ×パラオで見かけたスタッフの方が何人も居て
一方通行の勝手な親近感…w ちなみに半分以上日本人です。
支払いをして気付いたのですが、思っていたよりちょっと安い。
あれ?なんでだろ…と見直してみたところ、
「ロックアイランド&カヤックツアー」を申し込んだつもりが
「ロックアイランド」ツアーになってる!(ウッコリマチガエタ…

まぁいいや。カヤックなんて…(;´д` )
基本的に2人乗りだから参加できたかどうかわかんないしね。
安かった分、得したと思うことにしよう、うん。



.


パラオの主産業は観光業なので、海に出るのにも税金を取られます。
ロックアイランド許可証というプラカード代25$を
ツアー代金80$と合わせてお支払い。
後述しますが、ジェリーフィッシュレイクにも行く場合は35$です。
RRは行かないことにしたので25$だったのですが、
もし後で気が変わった場合、差額の10$ではダメで
35$の許可証を買いなおさないと行けません。

許可証はたまに検問(洋上なのかな?)があるそうで
その際にもし携帯していなかった場合、100$の罰金だそうです。
これが結構トラブルの元になるらしく
最初に海に出るツアーの時にツアー会社がきちんと確認し、
持って居なければ販売してくれます。
(本人が罰金払わないとツアー会社に請求が行くらしい…。)


支払いが済むと
オフィスの裏手にあるレストラン・ジャイブのテラス席で待つよう指示されました。
上の写真がそれなのですが、思いっきり海に面していて
南国気分を盛り上げてくれます。
スタッフの方から「パラオ特産フルーツクッキーの試食」も。


p43.jpg


しばらくすると海のツアーの参加者が呼ばれ、ボートへ。
この写真は別の日に撮ったものなのでイマイチですが
当日は馬鹿のように思いきり青い空でした。
今回の旅行、偶然にも全体的にお天気に恵まれて良かったです。

1日目:入国
2日目:超晴れ    市内観光
3日目:超晴れ    ロックアイランドツアー ←今ここ
4日目:晴れ     ダウンタウン散策
5日目:雨のち曇り ガラツマオ滝ツアー
6日目:出国

といった感じ。


ボートは座る席を指定されて、なんでかな?と思っていたら
この日の参加者ほとんど夫婦orカップルなんですね…(;´д` )
全部で20人強居たと思いますが、
自分ともう1人、単身参加の女の子が居るのと
女の子同士で来てるとこ1組以外は全部そうでした。
他のツアーだと家族連れとかも結構居るんですけどねー。
しかも、そのうち3組がハネムーナーだそうで
ちょっと珍しいくらいの幸せボートに…(゜ロ゜)


ボートに乗り込むとガイドの若い日本人男性がご挨拶。
まずはパラダイスというシュノーケリングスポットに行き、
その後ジェリーフィッシュレイク付きの人はそちらに。
行かない人はローズガーデンというスポットに。
その後合流してお昼。
食べ終わった後はカヤック付きの人はそちらに。
行かない人はさらにもう一箇所シュノーケリング、という事でした。
…ってことは私は3箇所もシュノーケリングするのかーL(・o・)」

ご挨拶が終わりボートが動き出すと
ご丁寧なことにガイド氏は1組1組回ってご挨拶+世間話。
私の番になった時に、
「ちょっとプラス10$にはなってしまうんですけど
 良かったらカヤックにも参加されませんか?
 大丈夫です、カヤックはご用意できますので!」
と熱心にお勧めされたので参加することに。
…まぁ、元々カヤック付きツアー申し込んだつもりだったから結果オーライwww
(あとで知ったのですが、この日私以外は全員カヤック付きだったようで…( ・∇・)
 そりゃ熱心にお勧めするわけだw


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むちゃくちゃ天気のいい日で、空も海も青い事青い事!(」゜ロ゜)」
今までの生活から考えると、確実に異世界です。
どんだけ青い珊瑚礁なんだよ、と!Σ( ̄口 ̄;;
(↑単にこの台詞が言いたかっただけなので深い意味はないw)

手前と奥で海の色が違うのは水深の違いですね。
浅かったり深かったり、かなり変化に富むので見ごたえがあります。


p11.jpg


非常にわかりにくいのですが、ナチュラルアーチです。
自然浸食によりアーチ状になった石灰岩で、絵はがきにもなったりしています。
この写真、自分で見ても気付かなかったくらいわかりにくいので
気になった方は他で検索してみてください…orz
海面が高くても低くてもダメなんですが、タイミングが合えば
このアーチの下をボートがくぐり抜けられます。
この日はラッキーなことに、くぐってくれました!(」゜ロ゜)」
ガイドさんも喜んでたくらいなので、かなり難しい技なんでしょうねー。 





そうこうするうちに最初のシュノーケリングスポット、パラダイス到着。

なにしろCyberShot携帯での撮影だった為、
この後のシュノーケリングの画像はゼロ!
てすたんご所望のRRの水着姿をご紹介できなくて残念デス(゜▼゜*)


初シュノーケルが私と隣席の女の子だけだったので
ガイドさんにしっかりと説明を聞き、マスクと救命胴衣とフィンを装着。
そして海へ。

…怖い(ー"ー )
シュノーケリングスポットだけあって、浅いのですが
遠く続く海底に早くもビビるRR…。
この時まで体験ダイビングもちょっと検討していたRRですが
こりゃ、無理だww
シュノーケリングに慣れたらちょっと潜ってみようとも思ったのですが
もう、浮かんでいるので精一杯でした…。
プールだと余裕で潜れるのになんでだろー?(ー"ー )
酸素が恋しくて仕方なくなるのです。…まぁ、ビビってるんだろうなぁ〜。


景色はさすが、絶景でした!
珊瑚を見てるだけでも綺麗なのに、おさかなたくさん!(」゜ロ゜)」
(魚影が濃い、ってこういう意味なのかな?)
南国のおさかなはホント色彩が派手ですねー。
魚の名前とか特徴がわかれば見ても面白いと思ったので
事前に結構頭に入れて行ったのですが、一切思い出せませんでしたw
でもキレイ。
ナポレオンフィッシュも海亀も見れませんでしたが満足しました。
そして、私は今後もう二度とシュノーケリングしないだろう事も確定しましたw
たしかに綺麗なんだけど、海怖いー(ー"ー )
そして景色だけで見飽きるー(ー"ー )
RRは水族館の大水槽を眺めてるほうがよほど楽しいようです。
まぁ、いい経験をしたということでしょう。

ガイドさんが悠々と素潜りしてるのを見て、心底凄いと思いました。
なんで海の中でマスクもつけずに目を開けていられるの?
あと、うまいフィンの使い方もわかりませんでした。
私は基本的にバタ足の要領で進んでいたんですが
上手い人見ると自転車を漕ぐような所作で前進してるんですよね。
これなんか方法があるのかなぁ?
…教えてパラン先生!(゜▼゜*)



30分ほどで海から上がると、寒い…。
ボートが動き出すと風がなおさら寒いです。
防寒のためルーで買ったTシャツを持っていっていましたが、
本当にそのありがたみを痛感しました。
ボートはその後ジェリーフィッシュレイクがある島へ向かい、
それに参加する7割のお客さんを下ろし、
残った私たちは次のシュノーケリングポイント・ローズガーデンへ。

実はこの時点で、RRの寒気は結構深刻化していました(;´д` )
RRはある意味肉体労働だったので、
そんなに貧相な体ではないハズなのですが
さっきちょっと海に潜っただけで、どうにも寒いのです。
ですが海に入れないほどではないし、むしろ入っちゃえば温かくなるだろうし
せっかくパラオまで来たんですから、ここは入らないと損ってもんでしょう!

ローズガーデンは潮目が悪かったのか何なのか知りませんが、
流木の破片とかが浮いていて珊瑚も白化が目立ち、
正直イマイチでした…。
ボートドライバーの方が餌を撒いてくれてからは
たくさん魚が寄ってきて、それなりに楽しい景色になりましたが
どう考えてもパラダイスのほうが綺麗だった。
と、ここまで書いてどうもこのスポット名が曖昧なことに気付きました。
パラダイスとローズガーデン、名前逆だったかも…。


ここではとにかく体力を使わないように浮いていたのですが
さすがに限界を感じ、先にボートへ。
困ったことに寒気が止まりません。

日本人ガイドはジェリーフィッシュレイクの方へ付いて行かれてるので
合流を待ち、SOS宣言(ノ_<。)
せっかく来たのに悔しい事です……。


「ここから5分くらいでトイレもある島があるので、お昼はそこにしましょう」
と言われて、ガルメアウス島へ。


p13.jpg


トイレに行って、弁当を食べ、ひたすら日なたでじっとする事1時間。
やっと景色を楽しめるまで回復しましたヽ(´▽`)/〜♪


この島、いわゆる「南国の無人島」イメージそのままのとても綺麗な島なんですが
島の周りの水深が浅く、座礁(?)するような形で接岸した為
ボートから降りる時に水位が膝上まであったのです。
なので耐水ではない私のCyberShot携帯はそのままボートでお留守番。
ほんとに!すっごく!綺麗だったんですが
私の心の中だけに焼き付けて参りました♪
posted by リアルレッド at 10:45| Comment(8) | TrackBack(0) | DOL以外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月03日

パラオ旅行記A


パラオ2日目。

目覚めると、既に9時でした(゜▼゜*)
窓の無い部屋なので電気を消したままだと、
どうも朝っぽくない事もあり、そのままウダウダと…w
一日観光だと8時半に送迎が来るはずだったので、
半日観光(13時〜)にしといて良かったなーと思うダメ観光客(ノ*゜▽゜*)

しかし残念なことに喉は渇くし、お腹は空くのです。
渋々(?)着替えて、11時に外へ。


p2.jpg


↑ダウンタウンのメインストリートでの一枚♪
なんか全体的に昔のアメリカ映画みたいな町並み。
ひたすら青く晴れまくる空が眩しい。

「時々アグレッシブな内向的性格」を自認するRRは
基本的に引き篭もりなのですが、この空を見た途端スイッチがww
ホテルの目の前のスーパー、WCTCに行こうかと思ってたのを
唐突にその裏手のクマガイベーカリーに変更。
言葉も地理もわからない状態で個人店に行こうというのは
RRにとっては奇跡に近い行動力ですYO!(」゜ロ゜)」


クマガイベーカリーの黄色のドアを開けると、右がレストラン部分で
左の区画がパン売り場のようでした。
パン、とにかく安い!(゜ロ゜)
後述しますがパラオは決して物価の安い国ではなく、
日本人の感覚とほぼ同じかむしろそれより高いくらいなのですが
大量に袋詰めされているパンは明らかに安い価格帯でした。
シナモンロールやシュガーロールに非常に惹かれたものの
どう考えても1人で食べきれるだけの量ではなかったので断念。
ここの名物という「AMPAN(あんぱんw)」も「ABRAPAN(油パン=揚げパン)」も
ちょっと尻込みする量だったので、
比較的小さめのバナナパウンドケーキを1本選びました。


一部のパンはガラスケースに入っており気になったのですが
「この中のパンを買うときは店員を呼んでください」的な英文が書かれてて
こりゃどうしたもんかねと内気RRが思っていると
運良く、地元客が手馴れた様子で店員を呼んで取ってもらっていたので
そのあとにアツイ視線+プリーズジスワンだけで取って貰うことに成功( ・∇・)
さらに、スムージーをも1つ買うことができました。凄い、RR快挙!ヽ( ̄▽ ̄)ノ
飛行機を降りてから何も飲んでおらず、かといって生水も飲めないため
ここで飲み物をゲットできたのは割りと本気でほっとしました。
会計で、スムージーはこのまま渡していいか聞かれたので
そのままで構わない事、隣のテーブルを使わせて欲しい事を言うと
店員は無愛想なままあっさりOKと呟いて
パンをすごく丁寧に包んでくれました。

空は青く、窓の外の緑は濃く、冷たいスムージーは美味しくて、
名前がわからないままガラスケースから取ってもらったパンに噛り付くと
意外なほど本格的なクリームドーナツで感動L(・o・)」
単語の羅列とアツイ視線メインとは言え、
11年学校で英語教育をされた割には初めて能動的に英語を使い、
通じた事が素直に嬉しくて、とても気分のいい朝でした。
ホテルの部屋を出るのが億劫だったのが嘘のように幸せ♪
旅行直前まで激務で、
特にここ1ヶ月はゆっくりご飯を食べた記憶がない位だったので
来て良かったなぁとしみじみ…(´ー`)




腹ごしらえを済ませ、すっかりご機嫌になったRRは
そのままフラフラ歩いてみることに。
ダウンタウンはなにしろ中央繁華街なのでお店が多いのです。
メインストリート沿いは特に。
とりあえずスーパーがあったので入ってみました。
Francoというお店だったかと思いますが、その品揃えにビックリ。
こんな小さなお店でも当たり前に大量に日本製の食品があるのです。
それもほぼ日本と変わらない値段で。
特に永谷園やキッコーマン等は
日本語と英語を併用したパッケージのものが売られていました。

パラオに住む日本人は約300人。
在住日本人が多いというよりも、
それだけパラオに日本風の食文化が根付いているからこそ、この品揃えなのでしょう。
アサヒスーパードライなんかもダンボールのままドンッ!と積まれてました。
輸入してる分、輸送費がかかってるはずなのですが、
どの商品もほぼ日本で買うのと同じくらいの値段です。
日本の調味料も十分にあり、
これだけあれば日本人がパラオに住んでも食生活の面はまったく心配ないと思います。
チャーハンの素とか麻婆豆腐の素等まで、
まぁ日本のコンビニで買えそうなものはほぼ揃っていると考えてよいです。
でも不二家ルック(チョコ)は何故か80セントという安さでした…ヨクワカラナイ

あと目に付いたのは(多分)アメリカ製品。
洗剤とかの生活用品はこっちのほうが多い印象でした。
パラオ産のものとしてはクマガイベーカリーほか、
地元のパン屋さんの商品を同じ値段で並べているのもスーパーで見られる光景でした。
あとは恐らくキャッサバかなにかだと思いますがチマキ風の謎の蒸し物。
パラオ語でBENTOと呼ばれる、弁当。(そのままw
ふりかけをまぶしたり、海苔を巻いたり、スパムを挟んだりした、おにぎり。
それと、500mlの空きペットボトルに入れられた手作りココナツオイル。
これらはその他のスーパーでも一般的に見られる商品のようでした。


p4.jpg


ココナツオイルは海に行く前、髪に塗っておくときしまないとか読んだので
即買いしたのですが、塗り方が悪いのかどうにもベタついて扱いにくかったです。
帰国後の現在は部屋の隅で白く固化してますが
保湿にも保温にも、料理にも使えるとかなのでなんとか使い切りたいものです。



その後、WCTCの右隣にあるヤノズでもお買い物。
非常にローカルな惣菜屋さん。
ちいさなコンビニみたいで、見てるだけで面白かったです。
よくわからないもの、日本でもよく見かけるもの、それぞれあったのですが
とりあえず衝動買い〜!(゜▼゜*)


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右上はクマガイベーカリーで買ったクッキーとバナナパウンドケーキですよ。
左上にある袋に入ってよく見えないやつは
「キューカンバーサラダ」と書いてありました。
…要するに見るからにキュウリの酢の物で、味もキュウリの酢の物でしたw
地元の人が普通に食べるお惣菜が気軽に買えるのが嬉しい。
店の前にはちょっとしたテラスがあって、そこで食べることも出来ます。
…が、日差しが暑くて敵わないので私はホテルに持ち帰りました。
ちなみに、下の3品は食べてみてまぁ
日本人の舌に合わないことはなかったけど
一体何だったのか未だに知りません♪(´ー`) ウフフ





午後1時10分前にロビーに下りると
フロントのおじさんが笑顔でハラホロヒレハレ〜と話しかけてきました。
……英語ワカンネ( -.-)ノ⌒-~
曖昧な笑顔を返してみたら「トゥデイ ダイビング?」と
単語だけで優しく言い直してくれました(ノ_<。)
満面の笑顔で「ノー!ノーダイビング!」とお返事しました。
あぁこんな自分が大好きw
このおじさんは私の顔を覚えてくれて
その後もいつも簡単な単語で何かしら話しかけてくれました。
いい人だーL(・o・)」


ロビーで本を読みながらツアーのピックアップを待つ。
ちょうどホテルの裏手が小学校で、昼休みらしくすごいはしゃぎっぷり。
ひとりひとり捕獲していく先生の手際の見事さを見ながら
しみじみ平和を噛み締める。
……それにしても、お迎えが来ない(ー"ー )
携帯で時間を見ると、なんとまだ12時(゜ロ゜)
部屋の時計、1時間ずれてるーw (むしろパラオ時間かも…ww



やっとお迎えが来て、コロール半日観光スタート♪
最初に行ったのはパラオ国際さんご礁センター。
アメリカと日本が資金提供して建設された研究施設なのですが
ちょっとした魚の展示を行っているのです。

p6.jpg

↑向こう側が海で、手前側が展示水槽。
 この次の写真が展示水槽を上から見たものです。


ガイドは40過ぎくらいの日本人男性。
とは言っても、少年がそのまま30年経ったみたいな人で
案内がひじょーに面白かったです。

「海のガイドはもう引退してる」そうで、
「魚の話しだすと長くなるから」って言ってるのに追究するRR…(´ー`)
パラオはハゼ類が多いそうなんですが、
ハゼはエビとの共生が知られています。
エビが砂地に巣穴を掘って、ハゼが巣穴の見張りをするという関係。
じゃあもしこの片方が死んだら?
「新しいペアを探すんですよー」
そんなに簡単に新しい相方が見つかるんですか?
「まぁ、結構難しいですね。」
フムフム… でもあえて一行で返事をする空気を読んでRR撤収w
やっぱりナマモノが好きだーw


この施設ではパラオにいる魚の有名どころと、
サンゴ、マングローブを見ることができました。
マングローブは汽水域で生きる為に、
吸い上げた水分のうち塩分だけをわざと1つの葉っぱに集めて
黄変させて落とすそうです。
だから黄色の葉っぱは噛むとしょっぱいらしい!(」゜ロ゜)」
たしかに見ると緑の葉の中に黄色の葉が混じってる…。
隙在らば食してみようと思っていたのですが
滞在中、残念ながら隙がありませんでした(゜▼゜*)


数年前のエルニーニョで、
パラオでもサンゴの白化が進んでいるそうです。
展示水槽の中にも白化してるものがあったらしいのですが
私たちが見た時には撤去されていたらしく
ガイドさんが「残しといて欲しかった」としきりに言っていました。
パラオの(とは限りませんが)自然を見るときに避けて通れないものなので
残しといて欲しかったという彼の気持ちには共感します。
でも海に行けば結構気軽に白化サンゴが鑑賞できたという事実…w


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先ほどの展示水槽の中には
(撮れてないけど)ナポレオンフィッシュ、タイマイ、エイが居ました。
パラオは唯一シュノーケリングでナポレオンフィッシュが見れる海と聞きます。
3日目にシュノーケリングに行ったポイントも
その可能性がある場所だったらしいのですが結局見れなかったので
ここで見れて良かったです^^
淡白な白身の魚で、刺身で食すらしいですが
パラオでも数年前から禁猟になっているのが残念です…。

参考写真(画像が大きいのでビビります…)
ナポレオンフィッシュ(メガネモチノウオ)



タイマイはご存知、べっ甲の原料。

DOLべっこう

ワシントン条約で保護されていますが、
パラオでは海域ごと保護されているエリアがあるため
タイマイ、アカウミガメ、アオウミガメの順でよく見られるそうです。
私も3日目に(ボート上からでしたが)
超スピードで泳ぐタイマイを目撃しました!(」゜ロ゜)」
なのでパラオ国内ではべっ甲製品が普通に売られていますし
普通に買う事ができます。
国外に出したらダメなのでお土産にはできません。

ガイド氏「はい今から独り言を言いますよー
      ボソ…JALはノーチェック。
      はいすみません、独り言でした〜(゜▼゜*)」

なんか凄いこと聞いた気がするぞwww
参考wiki
 →タイマイ


生きている化石、オウムガイも展示。
なんかものすごく神秘的で貴重なイメージだったのですが
200~300mの長さで罠をしかけておくと
翌朝余裕で数匹(個?)かかっているものだそうです。
別に捕る事が禁止されてるわけでもないらしく、

ガイド氏「気になって食べてみましたが特においしくもなかったですね」

生きている化石を食べるとは…(」゜ロ゜)」
参考wiki
オウムガイ


あとパラオの海洋生物で特筆すべきはシャコ貝。
最も巨大な二枚貝です。
これも世界的に個数減が危ぶまれていますが
パラオはシャコ貝の養殖に成功しており、レストランで普通に食べる事が可能。
ガイド氏「まぁシャキシャキしてますね。歯ごたえだけですね。
      味はそんなに…。まぁでもパラオでしか食べられませんからぜひ^^」
後日実際にレストランで食べてみましたが
たしかにシャキシャキしてた!ww
参考wiki
シャコ貝




あぁナマモノについて軽く流すつもりがつい書きすぎた(;´д` )


ツアーはその後、エピソンミュージアムへ。

p7.jpg

パラオの歴史資料館。
エピソンというのは元大統領の名前で
ここは彼の親族が建てた要するに私営の博物館。
なんでここの写真を撮ったのか自分でもよくわかんないんだけど
なんかやけに綺麗に撮れてるので掲載w
余談ですが手前の工事車両は道路工事中で、
日本からの援助を受けて西松建設さんがされてました。
(日本、援助しすぎーw

土器や、高価な硬貨(:D)として使われたマネービーズも
それはそれなりに面白かったのですが、
RRは元から民俗学にはあまり興味がないのですよねヽ( ´ー)ノ
その中でも比較的興味を惹かれた話を少し♪


4日目のところでまた触れると思いますが、
パラオには昔、バイと呼ばれる集会所がありました。
普段は酋長の集まりだとか、少年たちの勉強場所として
男性だけが利用する場所なのですが
バイの外壁デザインの中に女性が書かれているものだけは
女性が足を踏み入れる事ができたそうです。
そのデザインというのがなんとゆーか…
「女性が思いっきり足を広げてる」意匠で、
ガイド氏「女性がお小遣い稼ぎのために
      夜来て男性にサービスしていいよっていう目印」
それは…ッ!日本語で言うところのぱふぱふ!(゜ロ゜)  ※言いませんw
まぁそれだけなら世界的に見れば別に珍しくもないと思うのですが
ちょっと考えたのは、
その割りに古代パラオは女性の立場が強いみたいなんですよね。
酋長を選ぶのも女性だし、
息子が結婚相手を決める時にはその相手の女性と結婚が可能かどうか
必ず母親にお伺いを立てたそうで、…それって(;´д` )
(結婚が不可能な相手を母親が知ってるって事ですよねw)
一夫多妻制とかならよくある話だけど
女性の権力が強いぱふぱふシステムってあんまり他にないんじゃないかなぁー。
ちょっと思考が飛躍しすぎかなぁー。
こういう話書くとキルケさんに怒られそうだなぁー。
ま、書いちゃったけどね(゜▼゜*)


それとベイビーシャワーという風習。
パラオはなんと、自然分娩を知らない民族だったそうで
古代のパラオ女性は妊娠すると十月十日の命を意識したのだそうです。
要するに、出産=割腹(帝王切開)だったわけですよ。
しかも、竹で掻っ捌いていたらしいです。まさに命がけ!Σ( ̄ロ ̄lll) 
それだけに、出産した母親が生き残る事は難しく
複数の子を持つことは大変なことでした。
なので大切な子孫を残す事ができる女児の方が喜ばれたと言います。
(あ、だから女性の方が権力が強いのか…。)
というわけで出産後の母親の体力回復推進とお祝いのために
伝統的な衣装(腰蓑だけで上半身は裸)を身に着けた母親の体に
様々なオイルやらエッセンスやらを塗り捲るのがベイビーシャワーです。
うん、ここまではわかる。

現代に入って、いつからかお祝いのために
「オイルを塗り捲った母親の体にドル紙幣をくっつける」システムに!(」゜ロ゜)」
何その妙に世俗的なバージョンアップw
格好が完全に古代なのに、いやに現実的なのが面白いなぁと。
ちなみに現在、パラオは法律でトップレスが禁止されていますが
この伝統的なご祝儀システムの時だけは許されているそうです。
へぇー(ノ*゜▽゜*)



うん、我ながら興味関心が見事に下世話だネ!( ・∇・)





ツアーはその後、ルー・ギフトショップへ。
催行会社であるロックアイランドツアーカンパニーの関連会社だそうです。
冷たいノニ茶をサービスして頂きました^^
喉渇いてたから美味しかったー♪
カフェ併設のTシャツ屋さんですが、
化粧品やお茶、アクセサリーといったお土産物も充実していました。
こう書くと雑多なイメージですが
どちらかというと「日本人が経営するセレクトショップ」という風情で
ちょっとパラオでは他に見ない可愛いお店でした^^

どのみち、Tシャツを現地調達するつもりだったので購入。
同じデザインで子供用からBIGサイズまであるのがわかりやすい♪

p63.jpg


2500円くらいだったかな??
品質にはあまり期待してなかったのですが、
着てみると着やすい上、縫製がしっかりしてて驚きました。
上の写真は海で防寒のため着用した後2回ほど手洗いしたので
やけに皺が寄って見えますけどね^^;
気に入ったので、何気に帰国してからも着てます。

デザインも色もたくさんあったんです。
パラオ語でメッセージが書かれているやつとか。

ガイド氏「これなんかいいんじゃないですか…『ドラッグはやめましょう』。」
RR「いやそれ単なる標語ですから!!(゜ロ゜) 」


日本人スタッフの方が居る時と居ない時がありますが、
ダウンタウンのお店の中ではかなり使えるお店だと思います。
左にちょこっと映っているのは携帯ストラップです。
この時、買おうかすごく迷って結局後日買ったという逸品ですw

p64.jpg


青サンゴ。無着色でこの色なんだそうです。1500円くらい。






その後、少し時間があるということでTドックと呼ばれるところへ。

p1.jpg


1日目の記事の一番頭に載せてるこの写真がTドックです。
ありえないくらい綺麗ー!ヽ(´▽`)/〜♪
パラオは全体的に、どこをどう撮ってもシャッターチャンスって感じでした。

手前に見える水場は、人工の25mプールです。
日本統治時代に作られ、
日本とパラオの子供が一緒に遊んでる写真が残っています。

そんな事を知らなくても、グッドロケーションなTドックは
いいドライブデートスポットだそうで、夜になるとずらっと車が集まるそう。
近くにはいかにも現地の若者が集まってそうなテンションの高いレストランがあって
ツアーで一緒だったサイケデリックなマダムが興味を持ったみたいでした。

マダム「でもこんな場所だと車でしか来れないでしょ。
     飲んだら飲酒運転になるんじゃないかしら?」
ガイド氏「なりますねー。
      パラオでも飲酒運転は問題になってて、
      今年の8月から法律で罰せられるようになりました。」
RR「今年の8月から、法律違反になったんですか?(゜ロ゜) 」
ガイド氏「えぇ、だから私も通常ビール4本飲むところを、
      3本で我慢するようにしています!┐(  ̄ー ̄)┌ 」

・・・・変な国( ・∇・)




最後に、パラオ最大の商業施設、WCTCへ。
…違う日の夜に撮った写真で見難いとは思いますが、
どう見ても、2階建てですw

p60.jpg


ドラッグストア、スニーカーショップを併設した
イトーヨー○ドーみたいな施設でした。
食品スーパーが1階で、2階が微妙な衣料品コーナーというあたりがw
行ってビックリしましたね。ホントにスーパーですww
これなら洗顔フォームとか持ってこなくて良かったなー。
ビーチサンダルもここで調達しました。
特価10$で十分可愛いのが買えて、
これも気に入って日本に持って帰ってきてるのですが
まぁ冷静に考えて今後使う機会ないかな…w

ここも当たり前のように日本製品が売られてましたよ。
ジョージアとか伊衛門とかあるし。
業務用の巨大なアイスケーキとかフライドポテトとかもあって、
見て回るだけで面白かったです^^
パラオはいろんなものを輸入に頼ってる国なので
野菜も肉類も生鮮品はかなり高いです。
白菜とか1つ800円もしました。


ここから少し離れたところにスランゲルズという同様の商業施設があるのですが
そこにはお酒が置いていないので、飲むならWCTCです。

ガイド氏「パラオは酒税や消費税がないので、
      日本から輸入したアサヒスーパードライがなんと1缶1$!
      ぜひ皆さんパラオでスーパードライをたらふく飲んでいって下さい!」

…ガイド氏はこの台詞を3回くらい言ってましたw


ここ以外もそうだったのですが、
パラオはどんなに小さなお店でも何故か絶対レシートを渡そうとするので
忘れず受け取ってあげてください。
それも、なんか証紙的なものが張られた立派なレシートなんだよねー。
WCTCやスランゲルズのレジでは商品のバーコードを通す前に
英語でフニャフニャ話しかけられます。(レジの人によってはサボってました(゜▼゜*))
どうも、店のメンバーズカードはお持ちですか的な事を言っているみたいです。
日本と同じですね。

経済を完全にアメリカ・日本・台湾に頼りきった小国パラオですが
生活レベルは意外と高い印象でした。





私の宿泊先ホテルはWCTCのすぐ目の前なので、
買い物後、現地解散として頂きました^^
買い込んだ食糧と何味なのかよくわからない瓶入りカクテルを消費して、
2日目は就寝。


・・・・この調子で最後まで書いたらどうなるんだろうw
posted by リアルレッド at 06:39| Comment(5) | TrackBack(0) | DOL以外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月29日

パラオ旅行記@

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最後の楽園パラオ。
ひょんな事からパラオ旅行を思い立ち、5泊6日満喫して参りました♪
恐らくかなーり長い旅行記になると思うのですが
どうぞ最後までお付き合い下さいませ_(._.)_





「なぜ、パラオ?」「パラオってどこ?」
いろんな人に何度も聞かれたのですが、
これはキルケさんと私のリアル知人がほぼ同時期に
トルコ旅行に行った事に端を発します。
今まで仕事上、連続する休暇なんて不可能でしたが
二人の話を聞いてものすごくトルコに行きたくなってしまったのです。

そもそも海外旅行興味ナシ宣言を採択しているRRは
これまでパスポートすら持っていなかったのですが
今行っておかないと、きっと今後そんな機会はない!
早速リサーチを開始し、行く気満々だったのですが…
RRは(幸いにも)途中で気付いたのです。
12月のトルコは、厳寒!!(゜ロ゜)

ナンテコッタ…わざわざ寒い思いをしてまで観光するなんて…(ー"ー )

というわけで急遽再検討。
初海外なので治安のいい国というのも考え、
「ベストシーズン」「親日」あたりでグーグル先生にお伺いを立てたところ
『パラオ』が候補に挙がりました。

まぁね。
ハワイもグアムも暖かいし、そっちの方が断然安いし安全なんだろうけど
なんかねぇ…いかにもな観光地って引くんだよね…。(イッタコトナイクセニ


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自然が豊か(というよりも、むしろ豊かな自然しかない)パラオ。
過去様々な国の統治下に置かれた為、独特の文化を持つパラオ。
親日で治安が良く、日本と時差がなく、戦後には日本と併合を望んだというパラオ。
100%ローカルのパラオ人でも、日本名を持っていたりするパラオ。
パラオ語はその1/4が日本語由来であり、非常に興味をひかれます。
パラオを知る日本人は少ないですが、パラオの人々は皆日本を知っています。
遠くて近い国、それがパラオなのです♪

…面倒くさいのであとはwiki先生を参照してください(゜▼゜*) → パラオ
また、歴史をより深く知りたい方はこことかかなり勉強になります。
RRはこのページを読んでうっこり泣きそうになりました( iдi )
ページ一番下の「ペ島の桜を讃える歌」とか歌詞が堪りませんね。
桜を見た事が無いパラオ人の作詞とは信じられないです。
『侘び寂び』は四季の移ろいを感じる日本人ならではの心理描写と言われますが
完全に日本人の心なんですね… 常夏の島なのに……。
観光情報・ダイビング情報ならパラオ×パラオが面白くお勧めです。






話が逸れてしまいました^^;


1日目。
パラオは直行便の定期就航がなく、
通常だとコンチネンタルでグアム乗換えになるのですが
不定期にJALから直行便が出ているのです。
夜8時半に成田を発って、現地到着が深夜1時。
約5時間のフライトです。
国内線よりも制限が厳しいのをうっこり失念しており、
直前に手荷物の仕分けをしなおしたのはヒミツ☆(゜▼゜*)


ビックリしたのは意外と乗客が多かった事…w
なにしろ現在刊行されているガイドブックが皆無で、
数年前に一回だけ「地球の歩き方」が出されただけのマイナー国なのに
意外に飛行機が大きく、ほぼ満席だったのに驚きました^^;
そしてこの満席のお客さんのほとんどが
同じ「地球の歩き方」を読んだのだろうと思うとなんか不思議w
余談ですが、その「地球の歩き方」がもう版元にないと言われたので
私は本屋6軒ハシゴしました。
…結局一番近所のTSUTAYAに普通にあったけどね!(;´д` )
(人生そんなもんですorz





パラオは人口2万人の小さな国。
我が故郷;熊本市の人口67万人と比べると
いかに熊本市が一国をも凌ぐ大都会であり、
パラオが小さい国なのかわかるというものです。
当然、空港も1つです。コロール空港と言います。
パラオ語で「コロール・スコウジョウ」と言います^^


飛行機を降りた瞬間、むわっとくる熱気。
当日東京は寒冷前線による雨が降っていて
(でも荷物になるから傘をささずに成田に向かった為)非常に寒かったので
ここで一気に南国ムードに!(深夜1時だけどね!(゜▼゜*)


やたら待たされた末、やっと入国審査。
なんとなく中学校英語教科書のイメージで
サイトシーイングとか言わされるのかと思ったら
日本人観光客はまず、スルーパスらしいですw
それを終えると、
現地係員のベラウツアーの日本人スタッフの指示で送迎バスへ。
各自の旅行会社はまちまちなんでしょうが
8割以上のお客さんがベラウツアーの担当のようでした。
残りの1割強がインパックかな。
いずれも、日本人経営の旅行会社です。
ついでに「お客さん」はパラオ語で「オキャクサン」ですw


この手のオプショナルツアーは最小催行が2人なので
1人で旅立ったRRは、
他の人の参加が確定する直前にならないと申し込めない事が多かったのですが
特にベラウツアーの方にはかなり直前ギリギリまで手配して頂いて
ものすごく、助かりました!ヽ(´▽`)/
初日のコロール市内観光なんて
なんと日本出国3時間前に手配完了したくらいですからね…。
(っていうかRRが手配依頼したのが8時間前でした(゜▼゜*)
ベラウツアー様なくしてRRの楽しいパラオ旅行は無かったと言えます!(゜ロ゜)
マジ大感謝!(゜ロ゜)


宿泊ホテル毎に3台に分かれて乗車し、名前を読み上げられてビックリ。

うちのホテル、私だけだわwww
私が泊まったホテルは『ウエストプラザホテル・ダウンタウン』。
安いツアーを探して申し込んだので自分が選んだわけではなかったのですが
パラオの中心地にあり、割とスタンダードなホテルなんですけどね。


p61.jpg


余談です。
パラオで一番格が高いとされているのは
PPRこと、パラオパシフィックリゾート。
次にPRRこと、パラオロイヤルリゾート。
っていうか略称が逆に紛らわしいって!Σ( ̄口 ̄;;
ハネムーナーとか旅慣れてる感じの年配のご夫婦とかは
比較的このへんが多いようにお見受けしました。
でも個人的にはパラオプランテーションリゾートの方が
ダウンタウンに近い上、自然豊かなリゾート気分を満喫できて魅力的だと思います♪
あとは値段と利便性、リゾート度のバランスのとれたパレイシアホテル。
今回の私のように1人で行くならウエストプラザ系列のホテルで十分ですが、
家族とかで行くなら上記の2つをRRはお勧めします^^
また、パラオはダイバーが多いので
通常の旅行会社が取り扱わないようないわゆる安宿も多く、
ベストシーズンには安いホテルから埋まっていくらしいです。
とはいってもアジア地域のように薄汚れた部屋で1泊5$とかではなく、
日本人が泊まっても大体快適なレベルのようです。
実際、パラオリピーターっぽい方がたくさん利用されていました。
もし私がまた行くことがあったら
パラオホテルとかVIPホテルとかがよさそうだなーと思いました^^




話は戻って。
乗り込んだバスは空港を出発し、各ホテルに向かいます。
コロール州は条例により、基本的に深夜2時から外出禁止なので
すれ違う車はほとんどありません。

ホテルに着いて、私の荷物のあまりの少なさに
運んでくれたパラオ人スタッフに驚かれてしまいました…w
学生時代にガールスカウト的な少年団体に所属していたRRは
旅行の際あまり荷物を持たない主義なんですよねー。
今回はそんな山篭りw じゃなく純粋な観光なので、
化粧品をフルで持っていっていますがそのほかは
せいぜい洗面道具と着替え2〜3着、本数冊くらいです。

係員の方がチェックインをしてくれるのですが、
なにしろこのホテルに泊まるのは私1人なので
来た瞬間速攻ルームキー渡されて終了w


p62.jpg


お部屋はそこそこ良かったです^^
テレビもちゃんと映るし、バスタブもあるし。
ただ窓が無いことと、一見セミダブルのようでいて
横はともかく、身長160cmのRRでけっこう限界というコンパクトさでしたw


とりあえず部屋に荷物を置いて、
ベラウツアーの係員から渡された書類を見てみると
中に事前申し込みしていたインパックからのお手紙が入っていて
「催行中止のご連絡をしていたコロール観光ですが
 その後申し込みがあり、催行されることになりました。
 参加頂けるのであれば朝8時までにご連絡下さい。」との事。
通常は前日17時までの申し込みなのに、気を遣って頂いて嬉しいことです^^
正直、イルカとのふれあい込みのインパックの1日観光の方が魅力的だったのですが
ベラウツアーさんに大変お世話になったので
そのままベラウツアー手配・ロックアイランドツアーカンパニー催行の
コロール市内半日観光に参加することにして初日は深夜3時に就寝。( _ _ ).。oOグゥー・・・
posted by リアルレッド at 21:24| Comment(8) | TrackBack(0) | DOL以外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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